健康診断受診前後の注意事項など
Q.
検査前にお茶やお水を飲んでもいいですか?

A.
胃透視検査(胃部レントゲン・胃内視鏡)・腹部エコー検査を受けられる方は控えてください。
血液検査・尿検査を受けられる方はお茶・お水は飲んでも構いませんが、脂肪分や糖分を含む飲み物は控えていただいた方がいいでしょう。
Q.
食事をして健診を受けると、どんな検査に影響が出ますか?

A.
血液検査では血糖値や中性脂肪値などが高くなります。また、胃透視検査や腹部超音波でも正確な検査ができなくなりますので、健診当日は必ず絶飲食となります。
Q.
胃透視検査前日は、夕食以降なぜ絶飲食なのですか?

A.
胃に残渣(ざんさ)と呼ばれる食べ物のカスが残ってしまい、診断の妨げになりますので、絶飲食が必要となります。
Q.
当日、いつも飲んでいるお薬は飲んでもいいですか?

A.
絶食が必要な方は、血圧・心臓関係のお薬は少量のお水で飲んでいただいて構いません。糖尿病のお薬は飲まないでください。できるだけ主治医に確認していただくことをお勧め致します。絶食が必要でない方はいつも通り飲んでいただいて構いません。
Q.
便はいつから採っていいですか?また便が出にくいため、2本取れない場合はどうすればいいですか?

A.
便検査は、検査精度を高めるため、検査当日と前日のできるだけ新しい便2本をお持ちいただくことをお願い致します。また便の出にくい方は、3日前程度の便でも検査可能です。また、検査は1本でも可能です。
Q.
便潜血検査(便ヘモグロビン検査)は、食事制限が必要ですか?

A.
消化管からの出血の有無を調べる検査ですが、特別な食事制限はありません。
この検査は人の血液だけに反応しますので、動物性食品の摂取は影響ありません。
Q.
検査終了後、何か気を付けることはありますか?

A.
胃透視検査でバリウムを飲まれた方は、お茶などの水分をたくさん摂るように
してください。また、夕方までに便が出ない場合は、予備の下剤をお飲みくだ
さい。 検査後の仕事や家事は普段通りで構いません。但し、アルコールはお控えください。
Q.
採血後はもんでもいいのですか?

A.
いいえ。もまずに3分位しっかり押さえてください。穿刺部位をもんだり、
押さえ方が足りないと、青く内出血したり、腫れたりすることがあります。
Q.
採血した後、入浴しても差し支えありませんか?

A.
大丈夫です。念のため穿刺部位は強くこすったりしないでください。